思い感じるままに。
by mimmy_33
夕凪の街 桜の国
ふと本棚を眺めていたら、読んでみたかった本がいつのまにかあった。
買っていたのね~夫!


涙がどんどんあふれた。
こころに一気に「暖かいもの」が注がれたような、感覚。
「誇張」や「お涙ちょうだい」的なところは、一切無く
淡々と描かれる、原爆後の「ひとびとの日常」。
誰かを思うことへの、葛藤。いま生きていることへのうしろめたさ。
誰かに否定された「いのち」の痛み。
それをも全て肯定し、寄り添うひと。
葛藤を抱えながらも、生き抜くひと。


だけど、決してしめっぽくはならない。
それぞれの道を、各人らしく生きて
あたらしい世代へと繋がっていく。

こうの文代さんのやさしい描線と、あわいいろあいがまたせつない。
あたたかく、曇りのないまなざし。
悲しみにのまれない、しなやかなつよさ。
ここちよいユーモア。
たくさんの失われた「いのち」と、終わらない「ものがたり」
生き延び、つながりあってゆく「いのち」。
ゆずり葉の話を、思い出した。

いろいろ思いつくまま書いてはみたものの
感じたことすべて言葉にすることなんて到底出来っこなくて
ただ、いまわたしのこころのなかに「なにか」が届き、響いたことだけは、
忘れずにいたいな、と思うのです。
平和を願う気持ちは持っていたつもりだけれど
過去や現在の戦争についてわたしはあまりにも無知だ。

いまの日常、はあたりまえじゃない。
たぶんいろんな犠牲や先人の努力があってこそ実ったものだ。
そして、これからはどうなるんだろ?
わたしはどうしたい?と、じぶんに問うてみる。
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夕凪の街 桜の国 
こうの 史代 著
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by mimmy_33 | 2009-10-22 21:40
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